20年ぶりのリブランディング“江戸返り”、発信!
古きを温ねて新しきを知る「仙禽クラシック」
蔵元より
仙禽はすべての原料米に対してドメーヌ化を行いました。
蔵に流れる地下水(仕込み水)と同じ水脈上にある田圃だけに限定し、原料米を作付けします。
仙禽にとって、その米と水は最良のマリアージュを約束します。
R6BYより、20年ぶりのリブランディングを行います。テーマは“江戸返り”!
後世に残すべき江戸時代の酒造法「きもと仕込み」を尊重し、守り、進化させながら、仙禽流にモダナイズする、
という、蔵元が酒造りを通じてたどり着いた構想です。
豊かな自然と、江戸時代の杜氏たちと協力して、日本の酒造りから生まれる“いい景色”を、未来へと繋げていく、
そんな想いが込められています。
具体的には下記の点でリブランディングを行います。
・すべて「きもと仕込み」にて醸造を行います。
・特定名称、精米歩合は表記しません。
・すべて720mlとなります。
・ナチュール・シリーズに変更はありません。
・季節商品・UAコレクションに変更はありません (ただし、すべてきもと仕込みとなります) 。
■■■ テイスティングコメント ■■■
記念すべき初回は、「仙禽モダン」「仙禽レトロ」「仙禽クラシック」の3種類から始まります。
こちらは、「仙禽クラシック」、サブテーマは「江戸から見た今日を生き、古きを温ねて新しきを知る」
蔵元が長年の歳月を経て、古代亀の尾のDNAを取り戻す(原原種管理)ことに成功!
そのお米を原料として、きもと仕込みで醸されました。
今回は、期間限定のしぼりたて生酒となります。
シンプルさが持ち味の亀の尾らしく、よりカチッとしてタイトな酒質ながら、艶やかで華やかで、透明感ある美しい仕上がり!
それでいて、奥深くも柔らかい酸味と甘みのグラデーション!
タッチが軽く伸びる質感、何と言ってもこのトリッキーな酸が気持ち良すぎる、次の盃を急がせる。
しかしなんて口どけの良い全体像なんだ、美味しい、只々美味しいという言葉しか思い浮かばないのである。
そしてこの軽さでありながら、存在感が半端じゃない。静かだが、エネルギーが凄いのだ!!
是非、この感動を味わってみてください。旨すぎて、これ以上コメントが出ない。ただ唸るだけ...
“江戸返り”の大義のもと、創業以来218年をかけて築き上げた『仙禽』の価値をもう一度丁寧に見直し、
日本酒の美味しさや歴史はもちろんのこと、「日本酒らしさとは何か」を探求していきます。
今後リリースされる他のお酒にも、ぜひ期待していてください!
原料米 | ドメーヌさくら・亀の尾(原原種) |
精米歩合 | --- |
日本酒度 | --- |
酸度 | --- |
酒母 | きもと酒母 |
度数 | 13度(原酒) |
蔵元 | 株式会社せんきん (栃木県) |