「まめ農園」産特別栽培雄町使用の特別酒!
文化元年(1804年)創業。当時は美作勝山藩御用達の献上酒として「御膳酒」の銘(現在の銘柄の由来)を受け、
一般には「萬悦」の銘柄で親しまれていました。
又、当蔵元は古来「うまさけの国」と言われたこの「美作(みまさか)」の地(岡山県北の旧国名)で、
寒冷な気候、良質の酒米と水という、酒造りの好条件に恵まれた環境にあります。
このことは、当蔵の基本方針にも表れていて、長い歴史の中、地元の米、地元の水、そして地元の技で醸すことこそ、
造り酒屋の原点と考え、綿々と酒造りに励んでいます。
こちらは、岡山県倉敷市で環境保全型農業に取り組む「まめ農園」で特別栽培された雄町を使用した特別酒。
江戸時代以来430年ほどの歴史ある圃場で、もともと川底に位置しミネラル分多く水捌け良い土壌にて、
農薬や化学肥料に頼らない雄町の栽培を土づくりから丁寧に手掛けています。
譲り受けた雄町の特性をできるだけ自然に、かつ素直な発酵でカタチに仕上げました。
香りは穏やかながらも、口に含んだ瞬間にじんわりと広がる米味の旨味!
これかなり奥深いですねー!ふんわり蜂蜜のような甘みも感じつつ、ストレスなく口内を流れていく。
やや野性味を感じる酸味が素晴らしいアクセントで飲み飽きず、余韻の膨らみもやわらかくじんわりフェードアウト!
なんというか、この安心感は何だ!?特にお燗にしたときの“癒し”がもうハンパない!
野田さんも「この芯の強さがとても魅力的なんです!」と。確かにスゴイ、いや凄すぎます!
岡山が全国に自慢できる、篤農家の雄町をぜひお楽しみください。
原材料 | 米(国産)・米麹(国産米) |
原料米 | 岡山県産 まめ農園産雄町 |
精米歩合 | 65% |
日本酒度 | +10 |
酸度 | 1.3 |
度数 | 15度 |
蔵元 | (株) 辻本店 (岡山県) |