限定特別醸造！真庭産雄町全量使用の美作！

文化元年（１８０４年）創業。当時は美作勝山藩御用達の献上酒として「御膳酒」の銘（現在の銘柄の由来）を受け、
一般には「萬悦」の銘柄で親しまれていました。
又、当蔵元は古来「うまさけの国」と言われたこの「美作（みまさか）」の地（岡山県北の旧国名）で、
寒冷な気候、良質の酒米と水という、酒造りの好条件に恵まれた環境にあります。
このことは、当蔵の基本方針にも表れていて、長い歴史の中、地元の米、地元の水、そして地元の技で醸すことこそ、
造り酒屋の原点と考え、綿々と酒造りに励んでいます。

こちらは、岡山県最北部に位置する真庭市産の雄町米を全量使用したお酒。
雄町米の主産地である岡山県南部と比べて寒冷な気候のため、これまで雄町米の栽培は難しいとされていましたが、
新しい手法にも果敢にチャレンジしながら、現在では単一の圃場での仕込みができるまでになっています。
そして昨年からはまた新たな手法として、酒粕をアップサイクルした循環型農業にチャレンジ！
日本酒の副産物である酒粕を再び土に還し、肥料として再活用！おかげで土そのものから良い香りがするように！

この効果は未だ検証中とのことですが、酒質にも少なからず効果が現れているように感じます。
従来の美作と比べて穏やかながらも香り高く、口当たりもものすごくやわらかになりましたね！
それでいて雄町米が持つ奥深い旨味は健在で、スルスル広がる味わいが楽しめます。
常温ではさらさらした喉越しですっきりと、お燗にすると実にしみじみとした味わいに変化！
低アルコールながらもマルチな食中酒として飲み飽きも疲れもしない、定番の晩酌酒として大活躍してくれますよ！？
特別醸造につき数量限定、当店入荷分も少なめ！じんわりじっくりとお楽しみください。

原材料	米(国産)・米麹(国産米)
原料米	岡山県産 真庭市産雄町
精米歩合	65%
日本酒度	---
酸度	---
度数	14度
蔵元	(株) 辻本店 (岡山県)