“あべ”シリーズの定番的純米酒、火入れバージョン!
「いつもと違う酒米」という遊び心満載の仕込み!
当店があります長岡市より車で約40分に位置する柏崎市に蔵を構える、阿部酒造さん。
柏崎の名山、米山より湧き出る水と、地元で収穫される酒米を使用して造られるこだわりの蔵元。
製造技術や設備を着実にレベルアップし、また優秀な蔵人も増え、いま日本で勢いのある若手蔵として知られてきています!
こちらは“あべ”シリーズのいわゆる定番的な純米吟醸酒!一度火入れタイプの生詰めver.。
2024BY一発目は「いつもと違う酒米」という遊び心満載の仕込み!
古米を使って「阿部酒造らしさ」を取り入れた新しいチャレンジです。
裕太氏談:
お米は、その年その年で農家さんの収穫量が変わることがあって、豊作だったお米をどのように活かすか、
その恵みをどのような形にするか、それこそが酒造りの醍醐味だと思っています。
その年に最も豊かな恵みを持つお米で仕込みを行い常に安定した品質を保つために、米品種は「新潟県産米」と広い枠にしています。
農家さんや精米業者さんに一番負担のかからない方法を考えた結果、
阿部酒造では10月から12月にかけてのほぼすべての仕込みは「古米(2023年度収穫米)」で行うことにしました。
これまで純米吟醸酒のお米は麹米、掛米ともに「五百万石」という組み合わせとなるケースがほとんどでしたが、
今回は「五百万石、一本〆、楽風舞」という組み合わせ。なんと3種類もの酒米を使用してます!
一本〆は「あべ黄ラベル」、楽風舞は「あべ緑ラベル」でそれぞれ使用されている酒米です。
「あべ」らしいジューシーさはそのままに、これまでのものよりもよりクリアな酸味が感じられるように!
ファーストアタックで確かに甘みを感じますが、次の瞬間、すぐにクリアな味わいへと変化!
その空いたスペースをキュッとした酸が、すーっとナチュラルに充填!
おかげで甘旨味が爽やかに引き立ち、飲み飽きないお酒に仕上がっています。
やはりお米が変わると味わいもガラッと変わりますね!「あべ」らしさはそのままに、まるで新しい「あべ」を飲んでいるようです。
これまでの組み合わせももちろん良いし、今回の組み合わせもいい感じ!
今後は、今回のような異なる組み合わせのものが味わえると考えると、今からワクワクが止まりません!(笑)
ぜひこれまでのものの味わいを思い出しながら飲み比べてみてください!
※「新米(2024年度収穫米)」仕込みのお酒は年明けのリリース予定となります。
原材料 | 米(国産)・米麹(国産米) |
原料米 | 新潟県産米(五百万石、一本〆、楽風舞) |
精米歩合 | 60% |
日本酒度 | (非公開) |
酸度 | (非公開) |
度数 | 13度 |
蔵元 | 阿部酒造 (新潟県) |