廣戸川のフラッグシップモデル純米吟醸生酒!
明治25年の創業以来、昔ながらの酒づくりを続けているのが松崎酒造店である。
「廣戸川」という名は、地元を流れる釈迦堂川がかつて「廣戸川」と呼ばれていたことに由来する。
蔵の周囲にも広々とした田んぼが広がっており、「水」と「米」に恵まれた最高の環境。
廣戸川を醸す松崎君との出会いは、福岡の人気酒「田中六五」の田中くんからある日連絡をもらい
「僕と同じ歳で頑張ってる蔵があるんですよ、カネセさん是非会ってみてください!」と。
これも縁ですよね… すぐに連絡を取り蔵へ行って来ました。その当時、まだ28歳(1984年生)
だったと思いますが、とても真面目な青年に感じ、またお酒がまた素晴らしかった!
若い蔵元さんは印象が強いお酒を造るところが多い中、バランス重視で綺麗な味わい。
しかし数量が少なく、既存店に迷惑も掛かるだろうし松崎くんからの連絡を待ってました。
いよいよ新酒第二弾、廣戸川純米吟醸の生酒バージョン。
いやー、近年廣戸川の伸びがすごいです。
真面目な青年が造る真面目な日本酒、素直に入ってくる味わいにうっとりしてしまいますね。
タッチは軽くスルスルと伸びてくる、細身の旨みがじわじわと感じ取れます。
そのあとにすぐ上品で滑らかな甘みと、気持ちの良い香が広がります。
お米由来の甘みも感じながらキレも感じられで、アフターはドライな印象ですね。
いや~ これは軽くて美味いぞ~。何杯でもいけちゃう。危険~!!!!(笑)
軽やかな酸もいいね、表に出ることなく裏で全体の味をこっそりと締めている感じ。バランスいいな~これ。
薄めの果汁のニュアンスもあり、全体にソフトで滑らかですね。これ、めっちゃ旨し!!!!
是非味わってみてください、たまりません....。
原料米 | 夢の香 |
精米歩合 | 50% |
日本酒度 | --- |
酸度 | 1.3 |
度数 | 15度(原酒) |
蔵元 | 松崎酒造店 (福島県) |