十旭日の人気きもと純米が入荷!要チェック!
島根県出雲市で手造りにこだわる蔵元、旭日酒造さん。
お米の味をしっかりと引き出し、飲み飽きしないお酒を作り上げています。
またお燗に最適な商品も多く、じっくりと付き合えば付き合う程にハマってしまうこと間違い無し。
蔵元の娘さんであります、寺田栄里子さん。
旦那さんの幸一さん(製造部長)と蔵へ入り、納得いく日本酒を造り続けている。
いつも厳しい目線で見てしまうんです、納得のお酒はまだまだです!と栄里子さん、高い志が伺える。
生産石数 約600石、旨味を引き出す為に蔵でゆっくりと熟成させてから出荷となる商品が多い。
蔵としてはコストも手間も掛かりますが、十旭日らしさを貫きます。
お燗を推奨する蔵元さんと色々とお話すると「加水が一番だよ!」という言葉が必ずでる。
パワフルな味の原酒も、もちろん美味しいし楽しいけど、料理と共にダラダラと飲むから加水だ。
地元で収穫される「改良雄町」を使用し、きもと仕込みで行ないます。
最近多くの蔵元さんが「きもと仕込み」にチャレンジしているようです、
その中でも蔵の方向性やビジョンをしっかりと持ち挑戦している旭日酒造さんは凄い。
このきもと仕込みの純米は、度数を14%まで落としてある。
常温の状態を飲んでも、度数の細さ、味の表情、溶けかけの甘み(旨味)を感じると思う。
少し頼りない印象を受けると思います。
さぁ~て、お燗にしてみましょう!!
一気に温度を上げます。温度計振り切るまで!!!
フーフーしながら、一口。ひゃっほ~!!!!
今まで隠れていた味の表情は一気に人懐っこくなり、旨味も完全に溶け出した。
キリッとした辛みの中に感じる米の味がもうたまんない!!
度数も低いということもあり、ダラダラと軽く飲める。これ大事なんですよね~
お料理との相性も抜群です、そして温度が落ち着いてきたあたりも味がはっきりとしてきて旨い!
そして十旭日のお酒は遊んでくれる人を好みます。封をきってから、多くの時間を掛けて変化していきます。
温度帯で遊んでみたり、放置していて味の変化を遊んでみたり、色んな食事と遊んでみたり...
管理は冷暗所で日光の当たらないところなら大丈夫です。じっくりと付き合ってみて下さい。
和食屋さんを中心にとてに人気の純米酒です。是非お試し下さい!!
原料米 | 島根県産 改良雄町 |
精米歩合 | 70% |
日本酒度 | +11.5 |
酸度 | --- |
度数 | 14度 |
蔵元 | 旭日酒造 (島根県) |