まるで青りんご・バニラアイス!?ソフトな甘酸っぱさがヤバウマ!!
長崎県の北東部佐賀県境に位置する波佐見町は周囲を山に囲まれた静かな盆地。
その地で今里酒造は創業(1772年)以来、地元に愛される日本酒を造り続けてます。
手造りの酒を追求し、風土に根づいた米や水にこだわり、味わい深い造ってます。
「六十餘洲(ろくじゅうよしゅう)」は、以前日本には60の国々があったことから、
六十餘洲と命名。日本中の皆様に飲んで頂きたいという想いが込められてます。
僕がこのお酒と出会ったのは、福岡の友人の酒屋さんと一緒にご飯を食べていて...
色んなお酒を飲んでいる中の一つに、六十餘洲のお酒がありました。
柔らかくて旨いな~って思っていたら、友人もおすすめだと!
そして急展開!! ある勉強会が博多であるタイミングで、長崎まで行っちゃおう!となり。
急遽行って来ました、そして色んな意味で感動した。しかも今里拓専務、僕と同じ48年組。
話をして試飲をして、戻って連絡とって、サンプル送ってもらって。
最終的に、拓ちゃんの人柄が気に入った!彼の酒を全国に伝えたい!!
でもまだまだ無名、そりゃそうです本州では直接仕入れしている特約店はゼロ。
本州で直接取引特約店第一号、しかも新潟県のこんな酒屋が(笑) でも、やったるぞ~
個人的にも待ちに待った「限定生酒」バージョン!
24BYから六十餘洲特約店として出発し、瞬く間に当店の人気銘柄へ成長。
1年ちょっとで、当店には無くてはならない存在となりました。人も酒も大好きです!!
毎年あっという間に完売し問い合わせ殺到…!実に2年振りの嬉しい入荷です!!
封開け、立ち香り!ほぼ無し、微かに甘く香る感じ。アルコールの浮き無し、素晴らしい。
一口で菊口はビックリしました!僕のアンテナがビンビンと感じた!
何ていう柔らかさなのでしょう、しかもツルツルな気品に満ちた甘さ!!
例えるなら、バニラアイスのような口当たり良い滑らかな甘さ!
それと同時に口内を刺激する、青りんごのような甘酸っぱい小粒の酸味!
この両者が口内で同時に、それでいて別々に主張してくる!うおー、すごい!!
ファーストアタックから直に感じられ、それがとてもナチュラルで気持ちが良い。なんだよこれ(笑) うまいぞ。
新酒らしさというフレッシュ感は控えめで、まとまり感が半端じゃない。やったね拓ちゃん。
昨年感じたあの「純度の高い美味しさ」は今年も健在、いや毎年健在なのだろう。はっきり言ってすごいです。
一切引っ掛かりがなく、香りも穏やかで食の邪魔をせずそっと寄り添うタイプ。
昨年の衝撃そのままに、今年も飲まずにはいられない。造りの内容的には手間のかかる出品大吟醸と同じレベル。
凄いです、やっぱり六十餘洲は凄すぎる。このバランス、みんなお手本にしてもらいたいくらいだ。
全国の地酒ファンの方の笑顔を想像するとニヤケてします。
原料米 | 山田錦 |
精米歩合 | 50% |
日本酒度 | --- |
酸度 | --- |
度数 | 16度 |
蔵元 | 今里酒造 (長崎県) |