スタンダードから絶好調!六十餘洲の懐の深さ!!
長崎県の北東部佐賀県境に位置する波佐見町は周囲を山に囲まれた静かな盆地。
その地で今里酒造は創業(1772年)以来、地元に愛される日本酒を造り続けてます。
手造りの酒を追求し、風土に根づいた米や水にこだわり、味わい深い造ってます。
「六十餘洲(ろくじゅうよしゅう)」は、以前日本には60の国々があったことから、
六十餘洲と命名。日本中の皆様に飲んで頂きたいという想いが込められてます。
こちらは先日飲食店様と蔵見学に行った際に試飲した純米山田錦。
昔行った時はレイホウというお米の純米酒だけだと思ったけど、今里専務と話しを
したら山田錦の純米もあったらしい。これだけ旨い純米を忘れるかな?(笑)
一緒に行った飲食店様も気に入って頂けたようです、六十餘洲凄いな...。
香りはほぼ無臭です、定番純米はこうでなくては!
口当たり、ソフトですな~!舌の上で転がしたいのに、スルスルと喉にすべり落ちる。
米の膨らみからくる甘み、香り系の酵母から出る甘い香りとかグルコースの糖分とか
そうゆうのじゃなくて米味からくる甘み。最近、こうゆうのが少なくて悲しい...
あ”ぁー!うまいなぁ~(><;)!!
お燗行ってみよう...。
どんな顔を見せてくれるのかな。
ぬる燗やや高めで表情を見てみる、複雑な旨味をイメージする香りが立つ。
穀物のような深い味わいと米味の甘みが一気に広がる!でもここの温度じゃない...
待つ事5分...。 燗からぬる燗そして常温近くまで戻ってくる、燗冷まぬる燗。
通称「燗バック(come back)」← カネセ商店でしか言ってません(笑)
この燗バックが(常温)がもう最高に旨い、ダラダラと飲むには最高!!!
飲みながら書いてますが、すでにつまみを欲して来た。
冷やで感じる微かな渋が一気に溶けて、味のカテゴリーに吸収されキレを演出する渋へ。
一日置いてからもお試しください、一気に変化します。素晴らしい!!
何がいいなかん、焼き魚?いっちゃう? 出汁強めの煮物? あ~涎が...
六十餘洲の定番純米です、コスパ最強!絶対の一本でしょう。
綺麗な味をお求めなら純米吟醸へ!ハレの日の一本なら純米大吟醸へ。
もう六十餘洲だけでいい?(笑)
先日一緒に行った飲食店様は六十餘洲祭りをしてくれるはず。
気の合う仲間と美味しいお料理と美味しい六十餘洲。お楽しみ下さい!
原料米 | 山田錦 |
精米歩合 | 65% |
日本酒度 | +1.0 |
酸度 | 1.3 |
度数 | 15度 |
蔵元 | 今里酒造 (長崎県) |