改良雄町純米原酒の2022バージョンが着弾!!
島根県出雲市で手造りにこだわる蔵元、旭日酒造さん。
お米の味をしっかりと引き出し、飲み飽きしないお酒を作り上げています。
またお燗に最適な商品も多く、じっくりと付き合えば付き合う程にハマってしまうこと間違い無し。
蔵元の娘さんであります、寺田栄里子さん。
旦那さんの幸一さん(製造部長)と蔵へ入り、納得いく日本酒を造り続けている。
いつも厳しい目線で見てしまうんです、納得のお酒はまだまだです!と栄里子さん、高い志が伺える。
生産石数 約600石、旨味を引き出す為に蔵でゆっくりと熟成させてから出荷となる商品が多い。
蔵としてはコストも手間も掛かりますが、十旭日らしさを貫きます。
さて、十旭日のスタンダード純米 改良雄町の原酒バージョンの入荷です。
先にも書かせて頂いた通り、お米の旨味を引きだし落ち着かせてからの出荷となります。
泡有り7号酵母で仕込まれ、ろ過は一切行なわず原酒のまま熟成させます。
まずは常温で、穏やかな香り。所々スパイシーな香りもある、さすが原酒ですね~。
原酒だから当然ですが、加水火入れに比べるとかなりボリュームがあり、そして旨味もMAX!!
どこかモルトのような風味と、干し葡萄のような味わい。どこか懐かしいぞ!!
ボリュームあるけど重くない、とろっとした旨味と甘みも凄くいい。これめっちゃ旨い!!
余韻も長めで、ゆっくりとフェードアウトしていく。
ピリッとアクセントがあり、舌の上で旨味がクルクルと回り色んな表情を見せてくれる。
これはもろ熱めの燗が似合う、これがまた凄く旨い。干し葡萄のコクのある香りがドバー!!
酸もじゅわ~と広がり、なんとも言えない。出汁の効いた食事と合わせたいぞ!!
フーフーしながら、熱い改良雄町原酒を飲むべし。これ、ダメ、反則。ウマ過ぎ!!
このお酒もお燗前に少し割り水すると、またスーっと軽くて旨味が楽しめる。
時間を掛けて飲んでもらいたいところだけど、ちょっと無理かも(笑)!!
まいった、ほんと旨い。日本酒っていいな~、日本人で良かった~。
原料米 | 島根県産 改良雄町 |
精米歩合 | 70% |
日本酒度 | +15 |
酸度 | --- |
度数 | 18度 |
蔵元 | 旭日酒造 (島根県) |