果実の美しさ、奥深い味わいに歓喜!2017ヴィンテージ
インポーターの新津社長との出会いから、ダミアンとの再会を果たす。
僕は前に一度飲んだことがありまして、その時の美味しさは今でもはっきりと覚えていて、
時を経て新津社長との出会いをキッカケに販売することになるとは、人生は面白い(^o^)
さてこのダミアン、色んなところではインポーターの正式なアナウンスが載っておりますので、
当店ではそこは省いて僕なりの視点、率直な感想などをお伝えできたら良いのかなと思います。
今回、新津社長にお取引の際に「新津社長のこだわり、味だけでなく人間性も含めてオススメをお願いします。」
とお願いしたところ、このダミアンを選んでくれました、やっぱりダミアンなんです(^o^)
新津社長もダミアンとの出会いがなければ、今は無いと言ってました。新津社長の人生を変えたイタリアの男。
新津社長と電話でお話させて頂いたときに、味わいよりも人、ここを重要視している。もちろん味も◎です。
ただ長く付き合うには、その人との相性が合わないと長くは続かない、とても大事なポイントです。
日本酒でも同じです、蔵元(蔵人)との話が合わないと、前には進めません。
そんなオススメのダミアン、幼い頃からぶどうの栽培(畑仕事など)に興味があったようですね、
そして1998年に本格的に栽培から醸造まで始めたようです。日本酒と違い、原材料(ぶどう)の良し悪しが
もろに味に影響するワインは、栽培がベースとなってるのは間違いないですね。
ダミアンは、一切の肥料や科学的薬品を使いません、自然への想いは強い。
そして極限までぶどうの成熟を促します、貴腐化したぶどうを厳しく選果します。
自分に厳しくそして愛情を持って作りに向き合うダミアンのこだわり、ますます会ってみたくなりますよね。
★味わい★
そのこだわりの詰まったダミアンのワイン、個人的にも好きなリボッラ・ジャッラ。
先も述べたとおり、収穫を限界まで遅らせることにより、成熟した果実、貴腐の恩恵を受ける。
ダミアンが栽培するぶどうの中で、一番収穫が遅いのがこのリボッラ・ジャッラ。
収穫時に降った雨の影響で、一部腐敗してしまったぶどうがあったようですが、
なんと収穫を2週間遅らせて、その腐敗したぶどうを手作業で落としていったというんですよ、すごすぎます。
情熱が無いとできませんよね。その2週間が経ったころには、完熟したぶどうが房から自然と落ちるほどだったと。
味わいですが、明るい黄金色、とてもきれいですねー!
封開けから果実の奥行き、感じます、期待しかない(笑)
おぉー、この果実感、そしてクリアな流れがとても心地よく、この味わいは紅茶?のようなニュアンスがある。
うん、紅茶がいるね(^o^)、香味がとても気持ちよく、これちょっと旨いっすよ。
三日目...
色合いが飴色のように濃くなっている、そしてより果実の色あい(味)がはっきりとして、
それでいて飲みやすく、しつこくない。三日目も紅茶を感じる、ダージリン?この香り好きだわー。
酸味は軽め、とにかくバランスがとても素晴らしい、飲み飽きしませんね。余韻もきれいに流れる。
まずはこのリボッラ・ジャッラからお試し頂けると良いかなと思います。
価格だけみると安くはないように感じますが、飲んでみてください、この味でこの価格?安い!!と感じてくれると思います。
じっくりと時間をかけてお楽しみください、雑味が一切無いので楽しめます。
キラキラと輝く一滴一滴にダミアンのこだわりがギュッと詰まってる、オススメです!!
葡萄品種 | リボッラ・ジャッラ100% |
度数 | 13.5度 |
産地 | イタリア フリウーリ |
タイプ | 白・オレンジ |
生産者 | ポドヴェルシッチ・ダミアン |