今年で三年目、仲間の酒屋さんも加わり始動!!!
皆様の応援のおかげで、3年目もサングロウを造ってもらえることになりました。
しかも、新たにサングロウを販売してくれる酒屋さんが、3店舗増えました。全国で5店舗で発売となります。
これだけ聞くと、まるはち酒店さんとカネセ商店で、売り切れないから増やしたの?と思われるかもですが、
結論から言いますと逆なんです、2店舗でも足りてないんです。では、なぜ増やすのか?
単純に、もっとサングロウの美味しさや、醸造責任者 阿部龍弥(りゅうやん)のこだわりなどを、もっと多くの方に知ってもらいたい。
更にこの物語を広げていきたいと思ってたところに、熱き酒屋さんが手を上げてくれました。ほんと嬉しい。
3年目、5店舗でサングロウ発売開始です、今年の暴れ鳥にご期待ください。
そしてありがたいことに、海外からのオファーも!!2店舗の酒屋が始めた物語は海を渡りました。
さて、先日サングロウの搾りがあるということで、まるはち酒店の大内誠氏(マコ)と蔵までお邪魔してきました。
それまで、色々と打ち合わせしつつ、準備してきました、準備の段階で毎年ワクワクしてます、楽しいプロジェクト。
今年も、直汲みうすにごり生と、生酒、火入れ、Fogと、4種類の展開となります。
毎年恒例の直汲みですが、蔵に一歩入るとすっと冷たい空気が肺を刺激します。
手洗いを行い着替えて、すぐに直汲みの取り掛かります。なんて言っても、今年は5店舗分!!りゅうやんから、
この本数だと5時間はかかりますね!
マコと目が合う、お互い口がもごもご、、、 「や、やりますか!!」と半ば強引に気持ちのスイッチを入れる(笑)
しかし、蔵がほんと整理整頓してあって、いつ来ても気持ちが良い。
造り手は技術だけでなく、このような姿勢も大切なんだなと、改めて思いました。
ピカピカに洗浄された透明瓶が並ぶ。
タンクにある醪を見せてもらう。
きれいですね、そしてなんとも言えない、清い香りが漂う。
新人のスタッフが撹拌してくれてました、ポンプでヤブタに入れるとき、撹拌しつつしないと、きれいにヤブタに醪が入らないんです。
そしてチョロチョロと、あらばしり部分が出てきて、そこでまた一気に香りに変化が。ラムネのような香りが漂う。
りゅうやんが、テキパキと準備を行う。指示が的確で、スタッフも動きやすそうに見えた。
しかし、この香り、なんて上品なんだろう... 終始、品のある香りにうっとり状態(笑)
大事な試飲をいざ、今年の直汲みはいかに...
一口飲んで、びっくり。りゅうやんが、今年は更にきれいですと言ってたんだけど、きれいのベクトルが違う。
ただきれいじゃなくて、軽くて、酸味も穏やか、直汲みなのに、すでにまとまってる、甘みは気配程度。
これ、日本酒? 口に含んでも、アルコール特有の刺激というか、それが無い。
ヤクルト感も奥の方に少しあって、これがまた味の演出の一つか。商品になりましたら、再度味の感想をお知らせいたします。
今後も色々とチームサングロウで挑戦していきます。
そして、同級生コンビのりゅうやんとマコが何やら密談。
◯◯出来たら面白いと思うんですけどね... と、りゅうやん。
そんなこと可能なの?◯◯やってる蔵ってある?と、マコ。
対等な目線で話が出来て、それがどんどん形になっていく、楽しいです。
衛生面にも徹底的に拘る蔵元ですので、少しでも瓶の口に酒が付くと、その瓶は再度洗浄するので、その日使えません。
なので、直汲みを汲む時は、垂れたりして瓶の口などに酒が付かないように注意して汲みます。
でも、やっぱりヒューマンエラーが発生するんですよね。(笑)
お客様が喜ぶ笑顔を想像しながら汲みつつ、で、話が脱線する、そして瓶の口に酒がついたり...
いや、つくどころか酒を溢れさせたりして... その度にマコから「はい、社長ツーアウトです!」と煽られ...
その後にマコも溢れさせて、「はい、スリーアウト!」と終始、人の揚げ足を取り合って、この笑顔です。(笑)
この直汲みバージョンには、蔵の想いとりゅうやんの情熱と、僕ら2人の笑い声を詰め込みました。
封開けしたときに、僕らの笑い声も聞こえるかも!?しれません。お楽しみください!
<火入れタイプ> サングロウ、唯一の火入れタイプです、この火入れが強いから、ブランドが加速すると思ってますね。
さて、いよいよ、火入れの試飲です。飲む仕事って大変です(笑)
いざ、おぉっと!なんという落ち着き感、直汲み、生酒とは異なり、薄手のジャケットを羽織った青年のような印象。
いやー、これめっちゃいいじゃないっすか。乾杯の一杯目でも、二杯目でも、締めの一杯でも、守備範囲広い。
この柑橘系の香りも、生酒タイプとはまた異なって、ちょっと甘みが増しているような気がする。
一口、もう一口と、手が止まりません、二日目、三日目と更に花開くのがサングロウです。
じっくりと人懐っこい青年と付き合ってください。
全種飲んできて、やっぱりサングロウは、後味がとても気持ち良い、キレるんですよね。
昔、「音速の切れ味」と称した日本酒ありますが、今はサングロウのためにある言葉かな。
音速の切れ味、是非お試しください。720mlがペロッと空きそうです...
<製造元>
奥羽自慢㈱
〒997-0346 山形県鶴岡市上山添神明前123
醸造責任者 阿部龍弥
<販売元>
まるはち酒店
〒993-0087 山形県長井市横町4-25
電話 0238-88-2025
https://www.sake-maru8.com/
須田商店
〒362-0002 埼玉県上尾市南113
電話 048-775-5210
https://shop.sudashoten.com/
酒工房とめ河
〒596-0002 大阪府岸和田市吉井町3-16-22
電話 072-445-6034
https://tomekawa-sake.ocnk.net/
酒ハウスモリモト
〒771-0143 徳島県徳島市川内町中島77-3
電話 088-665-1612
https://lit.link/sakehousemorimoto
㈱カネセ商店
〒940-2402 新潟県長岡市与板町与板乙1431-1
電話 0258-72-2062
https://www.kanese.com/
原料米 | 山形県産 出羽燦々 |
精米歩合 | 50% |
日本酒度 | --- |
酸度 | --- |
度数 | 13度 |
蔵元 | 奥羽自慢株式会社 (山形県) |