ふとした思い付きから始まった生熟成チャレンジ!
いつもお世話になってる新潟県の飲食店様で、店主さんから「これ飲んでみてもらえますか?」と。
一口飲んで衝撃が走った!! 旨い!! これ凄い!!え?これスキー正宗!?
話を聞くと、地元新潟県上越市では、全くウケないらしい。返品されることもあったと聞く。
新潟県は、酒造りにおいて酸が出ることを嫌う、その流れで一般のお客様も苦手意識があるのだろう。
しかしお料理にも言えるけど、酸が無いものは締らない。味がボケる。と個人的には思ってる。
すぐにスタッフの和田と話をしたら、なんと造り手の荻原さんと和田は同級生という奇跡!
なんでも、かつて同じバスケ部で二人してブイブイ言わせてたとか(笑)。だからか、すぐに話しがまとまった。
さっそく二日後にはサンプルが届き、再度チェック。旨い、いや旨すぎる!スター性が抜群にある!!
そこからさらにやりとりを重ねるうちに、いてもたってもいられず、先日飲食部門のスタッフと蔵見学へ行ってきました。
サーマルタンクが8機!! 凄まじい(笑) そしてコンパクトでとても清潔感のある蔵。
倉庫全体をパネルで囲い、蔵全体が大きな冷蔵庫の中での仕込み、年中造れる。
室も清潔、外から作業が見えるようにガラスが貼られている。
この画像を見て、某蔵元の社長も「羨ましい環境です!!」と、そりゃそうだろうなーと感じた。
小さな舟、今の石数なら良さそうだけど、今後はこれではきつそう(笑)
荻原さん一人で造っているようです、現在30石。ひとまず100にはしないとまずいね。
30石とか聞くと、阿部酒造の阿部裕太氏が最初に当店に来てくれた時を思い出す(笑)
あべも30石とかだったような...
<商品説明>
「カワセミって生熟成したらどんな味わいになるんだろうね??」
荻原杜氏と和田のふとした思い付きから始まった生熟成チャレンジ!
武蔵野酒造の冷蔵庫内にて約8ヶ月間じっくりと寝かせてみました。
うん!カワセミらしさ全開!コクと深みを増した完熟パイナップルのような味わい!
それでも不思議と軽やかさを感じて、アフターは綺麗にキレていきます。
約8ヶ月間の生熟成でも香味のバランスが全然崩れずにむしろより美味しくなるって、やはり造り込みが良いんですねー。
往年のカワセミファンもそうでない方も、ぜひぜひ飲んでみてください!
原材料 | 米(国産)、米麹(国産) |
原料米 | 新潟県産米 |
精米歩合 | 50% |
日本酒度 | --- |
酸度 | --- |
度数 | 15度 |
蔵元 | 武蔵野酒造 (新潟県) |