どこかで見覚えのある等ラベル(笑)
<KIYO wines より>
ラベルが攻め攻めなので僕のノリを理解いただけるお取引先様を限定してのご案内にしております。
(キヨさん攻めてるなー!笑、そして圧倒的にうまいやつ出すから、もう最高です。)
僕が前職時代の2017年に作った山葡萄のワインが僕自身も納得がいく味わいで、
もう一度山葡萄でワインを作ってみたいと思っていた時に、岩手の山葡萄を手にいれるチャンスがあって
チャレンジしたワインになります。宮城のアルフィオーレさんで間借醸造をしていた時期でしたので、
当時のスタッフの陸くんと一緒に青森経由で岩手までブドウを取りに行ったのが忘れられない思
い出です。
受け取りに行ったブドウはほとんどの房が晩腐病に感染していて、決して状態が良いとは言えないものでしたが、
せっかくなので持ち帰って醸造してみることにしました。
使えそうな房だけを選りすぐって全てを除梗機で除梗し、それを樹脂製のオープンタンクに入れて
およそ2週間のマセレーションを行いました。その間、1日2回ほどのパンチダウンを行いました。
熟していない山葡萄の強烈な酸とタンニンで皮膚がかぶれてしまったのもいい思い出です。
極低圧でプレスした後、ステンレス製のタンクに入れて9ヶ月熟成させました。
この段階ではまだまだ酸味が強くスティルワインとして飲むには厳しいという判断で、
瓶内2次発酵を行うことにしました。補糖分のジュースが無かったので仕方なくオーガニックのグラニュー糖を使いました。
この段階では仮の名前として「レモンの泉」という名前にしていたくらい酸っぱかったです。
その後およそ3年の瓶内熟成を経てようやく酸も落ち着いてきたと感じたので、今回のリリースに至りました。
ラベルデザインについては完全に僕のお遊びです。
このようなデザインのワインが数社から販売されているので僕もオマージュしてみました。
真剣なテンションがよりダサくって気に入っています。
このノリで笑える方だけで楽しんでいただければと思います。
岩手県産山葡萄100%使用。亜硫酸無添加。アルコール10.5% 生産本数810本
品種 |
岩手県産 山葡萄 |
度数 |
10.5度 |
産地 |
日本 |
タイプ |
赤・微発泡 |
生産者 |
キヨ・ワインズ |