雄町米の未来は俺たちが守る!雄町米の新たな魅力探求酒!
文化元年(1804年)創業。当時は美作勝山藩御用達の献上酒として「御膳酒」の銘(現在の銘柄の由来)を受け、
一般には「萬悦」の銘柄で親しまれていました。
又、当蔵元は古来「うまさけの国」と言われたこの「美作(みまさか)」の地(岡山県北の旧国名)で、
寒冷な気候、良質の酒米と水という、酒造りの好条件に恵まれた環境にあります。
このことは、当蔵の基本方針にも表れていて、長い歴史の中、地元の米、地元の水、そして地元の技で醸すことこそ、
造り酒屋の原点と考え、綿々と酒造りに励んでいます。
地元備前国で1859年より続く雄町米の歴史、今年2019年は酒米「雄町」の歴史が始まってちょうど160年にあたります。
この酒米とともにこれからも歩んで行く覚悟の証として「全量雄町化」を宣言し、銘柄には「1859」が刻まれています。
また、昭和期に途絶えたとされる伝統製法「菩提もと仕込み」を全国に先駆けて再現・製造に取り組んだ蔵元として、
日本酒の世界をもっと面白く深い境地に、そして世界を驚嘆させるようなお酒を目指して、
今後「全量菩提もと仕込み」として動きだします。
雄町米にこだわり、御前酒の新たな魅力の探求したお酒「御前酒1859」、ここに始動します。
先に発売・入荷したのはプロトタイプ(限定生産生酒)でしたが、こちらは火入れタイプの定番酒!
昨今では雄町ファン“オマチスト”が増えてきていて、雄町の魅力が多くの人に広まってきています。
他の酒米に比べて香り・味わいだけでなく、その品質や酒造特性など様々な個性が楽しめるのが特色のひとつですが、
発売時期や価格等々から、なんとなく特別感や限定感を感じてしまう人も少なくないのでは?
ですが、昔から長年寄り添い合ってきた辻本店にとって雄町米は言わば「ごくあたりまえのもの」。
『雄町米の特性を知り尽くした我々だからこそ、その魅力を引き出せるはず!』
『そして、雄町米の真の魅力を一人でも多くの人に広めていきたい!』
そのような想いもこのお酒には強く込められています。
雄町米のふくよかさな旨味は確かに感じつつも、全体としてはキリッとクリアな質感!
クリアと言ってもさらっと軽やかというよりは、密度と奥行きをしっかりと感じとれる。
口内を通り抜けるにつれて複雑に絡み合う味わい、それらが程よい余韻を残しながらスッとフェードアウト。
もしかしたら、皆さんがなんとなく思い描いている雄町の味わいとは違うものと出会えるかもしれませんよ…!?
雄町米の新たな魅力がギュッと詰まった1本、まずはこれを飲んでみて下さい!
原材料 |
米(国産)・米麹(国産米) |
原料米 |
岡山県産 備前雄町 |
精米歩合 |
65% |
日本酒度 |
+2.0 |
酸度 |
2.1 |
度数 |
16度 |
蔵元 |
(株) 辻本店 (岡山県) |