この日本酒には、日本は狭すぎる!!
純米酒造りを志した五代目・蔵元は、平成18酒造年度からは醸造用アルコール添加を廃止し、
全量純米蔵としてすべての日本酒を純米酒に変えました。
それは何も特別なことではなく、米で造ったお酒が日本酒であるという原点に返っただけのことと捉えてます。
五代目の梅津雅典社長と初めてお会いしたところは、日本酒のイベント会場でも、飲み屋さんでもなく、
梅酒酒造さんの休憩室でもなく、梅津酒造さんの室(むろ)の中でした。
一心不乱に麹の手入れを行い続ける背中を見つめ、10分間は顔を見ずに話しをさせて頂きました。
汗が滲み始めた頃、ようやく手入れを終えた梅津社長さんと対面。お酒に対する情熱や愛情、室で味わいました。
小さな蔵元でしか造れないお酒がある、背伸びをするのではなく現状をしっかりと見つめ、夢を見る。
男の夢と書いて「ロマン」と読む、梅津社長と話しをしているとロマンを感じます。
当店も梅津社長のロマンという船に乗せてもらう事となりました。
梅津酒造さんの基本ブランドとなる、冨玲(ふれい)!! フレーフレー!! まさに応援之酒!!
H27BY醸造で、メローイエローカラー!!
時間というスパイスが加わり、香ばしく厚みのある甘みを含んだ酸がとても心地よく迎えてくれる。
常に食中をイメージしているという話しを聞かせてもらいました、これもアルコール度数は15%台。これくらいがいいね!
熱めのアチチ燗で試しましょう、広がる旨味と枯れた香味。落ち着くな~
どんな料理に合うのでしょうか、僕は今までチーズ系を合わせてました。もちろんチーズ系も合うのですが、もっと合う物を発見。
それは、肉です!! 焼き肉、焼き鳥、たまりません。お料理との温度が近いともう至福のひとときです。
あとスパイシーな味付けのお料理にも合いますし、酢などにも絶妙に合います。
この前、バルサミコ酢と赤ワイン、砂糖を煮詰めたソースを少しお肉にかけて、冨玲のアチチ燗と合わせたら... もう感動の嵐。
日本の伝統の食文化にも合わせやすく、また世界のお料理にも合わせやすい、国酒です!!
原材料 |
米(国産)・米麹(国産米) |
原料米 |
阿波 山田錦 |
精米歩合 |
60% |
日本酒度 |
--- |
酸度 |
--- |
度数 |
15度 |
蔵元 |
梅津酒造 (鳥取県) |