蔵付き天然酵母! きもと仕込みの定番五百万石が到着!
島根県出雲市で手造りにこだわる蔵元、旭日酒造さん。
お米の味をしっかりと引き出し、飲み飽きしないお酒を作り上げています。
またお燗に最適な商品も多く、じっくりと付き合えば付き合う程にハマってしまうこと間違い無し。
蔵元の娘さんであります、寺田栄里子さん。
旦那さんの幸一さん(製造部長)と蔵へ入り、納得いく日本酒を造り続けている。
いつも厳しい目線で見てしまうんです、納得のお酒はまだまだです!と栄里子さん、高い志が伺える。
生産石数 約600石、旨味を引き出す為に蔵でゆっくりと熟成させてから出荷となる商品が多い。
蔵としてはコストも手間も掛かりますが、十旭日らしさを貫きます。
微生物の力をかり、天然の乳酸をつくり、酒母を育てるきもと造りをした純米酒です。
造りをコントロールするというよりも、微生物の環境を整え、極力人の手を加えない造り込み。
相変わらず酒造りの難しさ、怖さ、面白さ、喜びを感じてるといいます。
だからこそ毎年味が変化し、そして毎年ナチュラルな味わいを楽しめるのである。
おや?瓶の色のイメージが強いのか?ややグリーンがかったイエロークリスタル色。
常温、おぉ!太い甘味と旨みがファーストアタックにきます。そしてカラフルな酸がしっかりと押し込んでくる。
アフターに、渋みや苦みを感じます、これは日本酒には必要な要素であり、十旭日のお酒には絶対必要。
加水してアルコール度数15度台にも関わらず、パンチあるどっしりとした香味はなお健在です。
ほのかに感じるほろ苦い甘酸っぱい柑橘系テイストがまた面白い!
幅のある味わいというよりは、全体にきりっと締まっている印象のため、酸がはっきりと感じられます。
さぁお燗行ってみましょう、熱めにすると味がまたさらに大きくなる。
熱めにすると軽くなりまた苦みや渋みが奥に隠れる。
その代わり、甘旨味がさらに主張してくるし、酸もしっかりと残っている。これが素晴らしく美味い!!
あぁ~ これは癒される...。どんなお料理と合わせるか、考えるだけでワクワクです。
このジクジクとした微かなジューシー感、とても旨い。止まりません!!
十旭日を遊べる人は、是非味わってみてくださいね。
原料米 |
島根県産 五百万石 |
精米歩合 |
70% |
日本酒度 |
+8 |
酸度 |
--- |
度数 |
15度 |
蔵元 |
旭日酒造 (島根県) |