すべてのひやおろしの基準となる酒を目指して!
創業は明治4年。代を重ね酒造りの歴史は130有余年。
酒名『天穏』は日蓮宗の経文から抜粋して命名した由緒あるものです。
“味と香りに生きる手造りの酒”をモットーに、原料の酒米は良質の五百万石、神の舞、佐香錦など
島根県産米並びに兵庫県山田錦米を使用しています。全国新酒鑑評会で過去9回金賞受賞蔵。
当地出雲は出雲風土記にもありますように、酒造りの発祥の地として松尾神社もあり、
出雲を代表する銘酒として多くの人に親しまれています。
今年の天穏ひやおろしは、生もと純米吟醸のタンク貯蔵からの生詰め仕様!
R3BY序盤に造った山田錦60の生もとを搾ってから、約5~6ヶ月タンクで熟成。
熟成感と麹や穀物系の香ばしいさと乳酸が混ざった、落ち着いた穏やかな香り、
口当たりのなめらかさ、中盤の旨味、後半の軽い苦渋が輪郭をつくり、全体的にとてもまとまりがある。
例年よりも芳香は少ない印象で、その分味わいの方に熟感と枯れ感のあるひやおろしに仕上がりました!
小島杜氏曰く、普通に高クオリティな天穏生もと純米ひやおろしという感じで、生もと純米と無窮の間のような印象とのこと!
このひやおろしに小島杜氏の考えるひやおろしのカタチが詰まっています。ぜひご堪能ください!
原料米 |
麹:五百万石、掛:つや姫 |
精米歩合 |
60% |
日本酒度 |
--- |
酸度 |
--- |
度数 |
17度 |
蔵元 |
板倉酒造 (島根県) |