約半年?待って、ようやく火入れ原酒入荷!
愛知県江南市に蔵を構える「丸井合名会社」さん。代表銘柄が「楽の世」です。
数年前まで、丸井合名会社さんは兵庫県にある剣菱酒造の「桶売の蔵」だったそうです。
つまり、剣菱酒造さんのお酒の一部を丸井合名会社さんが造っていたということ。
その後契約期間が終わって、蔵元の村瀬幹男さんは、これからは自分の酒を造ろう!と、楽の世を立ち上げました。
楽の世は、全量山廃仕込、全量無濾過、そして熱掛四段が特徴です。
熱掛四段は、蒸したすぐの100度近い米をそのまま醪に入れて、甘みを戻す方法。
約半年、待ちに待って入荷してきました!
早い頃、村瀬さんに「火入れタイプはまだですか?」と聞きましたら、
「今熟成中でして、もう少しお待ち下さい」とのことで、早く出したいけど理想の酒の味を追求。プロです!
まだかなまだかなと、待っていて案内が全く来ず、しびれをきらして連絡しましたら...
「案内出し忘れてました、すいません!」って、ちょっと村瀬さん(笑)慌てて発注して、着弾です。
香りからパワフルで、ナッツのようなコクのある香り。楽の世の特徴でもありますね!
常温でまずは。スッと入り込む米味、そして一気に広がる旨味と、両サイドを支える酸味。
この甘みがほんとにくせになる、ベタつかず、でも主張してくる。山廃ならでは、奥深さもあって、単体でも楽しめる。
バランスが良いのでしょうね、スタートからラストまで、パワフルながらフラットな味わい、きれいなんですよね。
そしてお燗ですが、これもまた旨い、特に熱めが最高です。遊びの中で、少し水を差してからのお燗がGOOD。
中華などにも絶対合うなと思いつつ、試飲が止まらない。是非お試しください!!
原材料 |
米(国産)・米麹(国産米) |
原料米 |
兵庫県産 山田錦 |
精米歩合 |
70% |
日本酒度 |
--- |
酸度 |
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度数 |
18度(原酒) |
蔵元 |
丸井合名会社 (愛知県) |