久米桜待望の新作「十風五雨」!
商品名の意味は、十日に一度風が吹き、五日に一度雨が降る。
農業に最適な気候のこと。 農作物の生育にとって順調な天候のこと、また万事、平穏なこと。
久米桜らしいネーミング、これも山の酒なのだろう。
鳥取県産米の山田錦を使用して作られる純米酒、ラベルは三輪さんのセンスが光ります、さすがです!!
絞った原酒を適量加水を行い、お燗にしても崩れないように、二度の火入れ作業を行います。
常温で頂くとしっかりと酵母に仕事をさせた感じが伝わるような、引き締まったドライ感。
封開けは少し硬いですが、二日目に大きく変化、一気に米のエキス感がジューシーな酸と共に押し寄せる。
そしてやはり真骨頂はお燗であった!!!
しっかりと55度以上でお燗をつけて、少し冷めてきたところが一番美味い、人肌燗くらいのぬるがばっちり。
お料理が恋しくなる味わい、滋味深いですね... ドライ感の中にも米のエキスである旨みや甘みがある。
やっぱり、久米桜は美味しいし、好きだなと思わせてくれる。シンプルな中にほど本質がある。
昨今の流行りの酒ではありませんが、心が晴れる酒であると思います。
ほっこりと美味い、あー幸せだな。
原料米 |
鳥取県八郷産 山田錦 |
精米歩合 |
70% |
日本酒度 |
+5.8 |
酸度 |
2.4 |
度数 |
15度 |
蔵元 |
久米桜酒造 (鳥取県) |