アルフィオーレ さんとのコラボワインの2022年版!
<KIYO wines より>
このワインは、2019年「binn」として初リリース、
2020年「R113」と改名した、アルフィオーレさんとのコラボワインの2022年版になります。
2021年はブドウの手配が出来ず作らなかったのですが、
非常に好評で僕のワインの中でもリクエストの声が一番多かったワインでした。
これまたアルフィオーレさんのご協力を得てブドウの手配が可能となり、再度仕込むことが出来ました。
「R113」は、ルートイチイチサン と読みます。ルート113は国道113号線を意味していて、新潟と 宮城を結ぶ主要な道路です。
私が醸造期間中に何十回と往復している道で、アルフィオーレさんでの委託醸造には必要不可欠な道路なのです。
ラベルに書いてある1本のラインは、KIYO wines の畑から国道113号線を通って
Fattoria AL FIORE ワイナリーまでの道のりを辿った軌跡で、このコラボワインの象徴的なルートをデザインにしました。
山形のネオマスカット88%、マスカットベーリーA(MBA)8%、デラウェア4%使用。
ネオマスカットの全体の10%分を手で除梗し、手で潰しながら樹脂製のオープンタンクへ投入し、
そこに事前に起こしたブースターを加えてその上に全房のまま残りの房を投入しラップして、約3週間 のマセラシオンカーボニック。
その後全房のまま足で潰してから1時間スキンコンタクトし、ゆっくりプレス。
オープンタンクに移してそのまま後発酵。MBAは全て手除梗して少しずつ手で潰しながらオープンタンクに投入して醸し発酵。
パンチダウンしながらさらに手で潰し続けて約1ヶ月で発酵終了。
全ての発酵が終了した段階で、デラウェアのジュースを瓶内二次発酵に必要な糖分として補糖しボトリング。
6ヶ月の瓶内熟成を経てリリース。亜硫酸無添加。アルコール9.0%
生産本数540本
毎年大人気のワインらしく、僕は飲んだことがなくてお初でした。
キヨさんのこだわりが詰まってる、R113を冷やして試飲。いや本気のみとなってしまった...。
ブシュッと開栓した瞬間、甘い果物の香りが漂う。
しゅわしゅわと元気なガス感、香りから桃感がパンパン、そこに少し梅っぽい香り。めっちゃいい香り。
味わい、クリアの中に桃を感じつつ、後半までの抜け感が気持ち良い。
ガス感も爽やかに演出してくれて、果実感がとにかく半端じゃない。最後まで気持ち良い流れ。
飲みながら、キヨさんにこの薄ピンクの色合い、何カラーですかね?って聞いたら、
「ヴァージンピンクです」とのこと(笑)、是非このヴァージンピンクのR113をお楽しみください。
これほんとにうまいんで、ぜひぜひ!!
<KIYO wines オーナー 坂爪清志さん>
品種 | ネオマスカット88%、マスカットベーリーA(MBA)8%、デラウェア4% |
度数 | 9度 |
産地 | 日本 |
タイプ | 白・発泡 |
生産者 | キヨ・ワインズ |