宮城県産新酒米「吟のいろは」仕様の純米酒!
佐藤曜平くんのコメントで、わかりやすいものがあったので書き出しておきます。まさにそんなお酒ですよ。
私たちの考える理想のお酒は、外行きでは普段着のような感覚で、肩肘張らず気軽に楽しめる酒です。
高級料理店でワイングラスと共に楽しむ日本酒も魅力的ですが、普段は無造作に茶碗に注いで飲むような
日本酒の方が性に合ってます。例えるならば、たまに着るよそ行きのドレスよりも、毎日着られて心地のよい、
カジュアルでありながらも上質なティシャツのような酒を醸したいと考えております。
平成25酒造年度より、「全量山廃仕込み」にて展開されていた日輪田シリーズですが
伝統技術の継承と、こだわりあるお客様により積極的に選んでいただくために、
令和2酒造年度より、「全量きもと仕込み」にチェンジすることになりました!
新:日輪田シリーズですね、気合が違いますし旨さが違う!!
その記念すべき第一弾、しぼりたて生原酒。かなり期待していたので、ワクワクです。
そして今期も、令和2年にデビューした宮城県産の新酒米「吟のいろは」を使用!
宮城県としては23年ぶりに誕生した酒米ということで、蔵元もテンション上がってます(笑)
試飲して一言、こんなに太めにナチュラルに作れるのか...と。
うっすらとオリが絡み、封を開けると少しガス感があります。ぷしゅっ!
香りはまたなんとも透き通った甘みを感じさせてくれるのでしょう、ナチュールです。
これが「きもと×吟のいろは」か~、って思ってしまった、新潟のスタイルとは異なり、味はっきり。
また口の中でパッと広がる甘みがすごくジューシーで、心地よいんですよね~。
甘みを含んだ酸がまたしっかりとボディを支えている、やっぱり酸は大事なんだと思い知らされる。
そしてアフターはキリッときれる!口当たりで甘みを感じる分、アフターのドライさがよりいきる!
誰からも愛される味わいを、純粋な仕込みで仕込まれる。曜平くん、やってくれたなぁ~
これはしっかりと冷やして、グイグイ飲んでください。最高です!!

原料米 | 宮城県産 吟のいろは |
精米歩合 | 60% |
日本酒度 | +3.5 |
酸度 | 1.6 |
度数 | 16度 |
蔵元 | 萩野酒造 (宮城県) |