蔵熟でパワフルな美味しさに悶絶！！

愛知県江南市に蔵を構える「丸井合名会社」さん。代表銘柄が「楽の世」です。
数年前まで、丸井合名会社さんは兵庫県にある剣菱酒造の「桶売の蔵」だったそうです。
つまり、剣菱酒造さんのお酒の一部を丸井合名会社さんが造っていたということ。
その後契約期間が終わって、蔵元の村瀬幹男さんは、これからは自分の酒を造ろう！と、楽の世を立ち上げました。

楽の世は、全量山廃仕込、全量無濾過、そして熱掛四段が特徴です。
熱掛四段は、蒸したすぐの100度近い米をそのまま醪に入れて、甘みを戻す方法。

そして今回新酒で絞られた、山廃純米生酒の蔵熟成タイプ！！



うっすらと琥珀色、無濾過の証拠ですね！ワクワクします。
香りの甘さは気配だけ、黒糖のような香りが少しある、全体的には穏やか。
口当たり、スルッとなめらか、とても18度あるとは思えない、新酒なのに丸みがある。
おぉぉー、バズーカー砲のような米の旨味を打ち込んでくる、そして果実感ある酸味がそれを打ち返す。
う、う、うめぇ、、、　　　とてもパワフルな味わいなのに、とても繊細な味を感じる。
ここまでメリハリがあって、輪郭はっきりなのに、後味もきれいときたもんだ...
あっという間に飲みきってしまった。
剣菱酒造さんを支えた技、更にブラッシュアップして、楽の世として復活です。
めっちゃおすすめです、ぜひぜひお買い求めくださいませ。久しぶりに、コクある旨味の酒を飲んだ♪

原材料	米(国産)・米麹(国産米)
原料米	兵庫県産 山田錦
精米歩合	70%
日本酒度	---
酸度	---
度数	18度(原酒)
蔵元	丸井合名会社 (愛知県)